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by nekogatari
| 2009-06-17 14:09
| MAR
馴染みの場所で必ず見かけるネコが居る。
この界隈はほかにもたくさんのネコがいるのだけれど。
いつも一匹で。
おそらく他のネコとうまくやっていないタイプなんだろうな。
ネコにだって生き方が不器用な者もいるのかもしれないな。
そんなことを思いながら、この子を視線で追う。
この子を見かけるときは、いつも同じ様な場所で、うずくまるか座っているかのどちらかだ。
ときに、通りがかる人に驚いて移動することもあるけれど、すぐにもとの姿勢で小さくなる。
同じ姿勢ばかりなので同じような写真にしかならないような気がして、この子にレンズを向けることは少ない。
でも、他のネコを見つけなかったり、気持ちが乗っていないときなど、ふとレンズを向けることがある。
すると、なぜか他のネコたちの写真とは違う雰囲気になることが多い。
その写真は、ふしぎと気になるものが多く、何度も見返すことになる。
「もうちょっと真剣に写真を撮らなきゃな」、なんて思いながら。

★写真展に来場いただきましたみなさま、ありがとうございます。
たくさんの方に見ていただき、色んな方の感想を聞くことができ、
とても嬉しかったです。
みなさんと過ごしたあの時間を大切に、またネコの写真を撮っていきます。
ありがとうございました。
この界隈はほかにもたくさんのネコがいるのだけれど。
いつも一匹で。
おそらく他のネコとうまくやっていないタイプなんだろうな。
ネコにだって生き方が不器用な者もいるのかもしれないな。
そんなことを思いながら、この子を視線で追う。
この子を見かけるときは、いつも同じ様な場所で、うずくまるか座っているかのどちらかだ。
ときに、通りがかる人に驚いて移動することもあるけれど、すぐにもとの姿勢で小さくなる。
同じ姿勢ばかりなので同じような写真にしかならないような気がして、この子にレンズを向けることは少ない。
でも、他のネコを見つけなかったり、気持ちが乗っていないときなど、ふとレンズを向けることがある。
すると、なぜか他のネコたちの写真とは違う雰囲気になることが多い。
その写真は、ふしぎと気になるものが多く、何度も見返すことになる。
「もうちょっと真剣に写真を撮らなきゃな」、なんて思いながら。

★写真展に来場いただきましたみなさま、ありがとうございます。
たくさんの方に見ていただき、色んな方の感想を聞くことができ、
とても嬉しかったです。
みなさんと過ごしたあの時間を大切に、またネコの写真を撮っていきます。
ありがとうございました。
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by nekogatari
| 2009-06-07 15:37
| H2
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by nekogatari
| 2009-05-02 16:44
| Hoshino

「誰も知らない」
なんとなく気になるフレーズ、しかしこれだけでは何を意図しているのかわかりにくい。
この後はどう続けるべきか。
コンセプトなのだから説明しすぎや、意味を限定させるものは避けたい。
「東京 猫語り」の写真展ならば、キーワードは”東京”と”猫”か。
”猫の東京”いや、”猫たちの東京"の方が語感がよい。
意味的に見ても”猫”が主体であり彼らの目線で東京を見る、そんな風に解釈できる
そのまくらことばに先の言葉をくっつければ、”誰も知らない 猫たちの東京”。
うん、ピタっとくる感じがある。
言葉の並びを見るだけでどきどきしてくる。
シンプルでわかりやすい。
それでいて、太い主張の貫いた言葉。
「誰も知らない 猫たちの東京」
自分達を追い詰めるには充分すぎるほどの意味を持ったタイトルだ。
写真展の中身がタイトルどおりかどうかは、観てくれた方々に判断してもらえばよい。
我々はこのコンセプトに引っ張られ、束縛され、反発しながら
コンセプトに負けないように全力を尽くすだけだ。
写真展まで、あと半月
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by nekogatari
| 2009-04-26 19:21
| H2

三人で写真展をすると決めたとき、コンセプトが欲しいと思った。
縛りを緩くして、各自バラバラで写真を選ぶ。
そういうやり方でうまくいくこともあるかもしれない。
しかし多人数で行う作業は、往々にして焦点がボケて互いのよさを消しあうことになる。
皆が足並みをそろえる必要は無い。
さりげなく方向性を決めてくるようなそんなコンセプトが一つあればよい。
緩やかであってもなにがしかの基準があれば、その基準に引っ張られた写真を選ぶことができる。
場合によっては、写真展のタイトルにしても良い。
そうすれば、訪れた方がたにも自分達の伝えたいことをあらかじめ判ってもらえる。
では、どういうコンセプトがいいのだろうか。
自分が撮った写真を眺めていて、ときに猫たちのそれまで知らなかった表情を見つけることがある。
写真を撮るまで知らなかった猫たちの姿。
そういえば、他のメンバーの写真を見ても、驚かされることがよくある。
こんなに東京の猫たちを撮っていても、まだ自分の知らない猫たちの姿がある。
そうか、おそらく私の写真も他のメンバーはそう思うことがあるのかもしれない。
ふと、「誰も知らない」というフレーズが頭をよぎる。
オフィス街のビルの隙間や幹線道路の植え込みの中。
猫の存在に気づく人はまれで、たとえ気づいていても彼らが日々どのように生き、暮らしているかまでは考えが及ばない。
皆が知らない時間、人々の目に止まらないような場所に居る猫。
写真だから表現できる猫たちの姿。
「誰も知らない」
うん、悪くないフレーズだ。
続く。。。
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by nekogatari
| 2009-04-20 18:53
| H2

(写真クリックで少しだけ大きく見られます)
随分と更新の間隔が長くなってしまいました。
写真展まであと一ヶ月を切り、慌しく過ごしておりました。
いつもご覧頂いています皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
グループ展の最大の魅力は、それぞれの持ち味を「持ち寄れる」事。
Hoshinoの「色」、MARの「まなざし」、H2の「視点」。
そんな、それぞれの個性が『競演』する「三人展」です。
メイン会場の5階では、61枚のA-3、B-2作品を展示。
週末3日限定の4階では、100枚を超えるA-4、A-3、A-1サイズの作品を展示。
加えて共催の3階では、A-3~全紙までの約50枚の作品を展示します。
金・土・日曜日の3日間は、200枚以上の猫写真をご覧頂けます。
週末は混雑が予想されます。
どうぞ、お時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
宜しくお願い致します。
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by nekogatari
| 2009-04-17 19:28
| Hoshino