雨上がり (MAR)
2008年 12月 26日
順番からいくと、今年最後の更新になりそうです。
今年の5月から東京の猫たちを撮りはじめ、右も左もわからない状態で
とまどう事が多かったのですが、メンバーに引っ張ってもらい自分なりに
『東京 猫語り』を綴ってきました。
東京のことを何も知らない僕に、色々教えてくれたのは、
やはりそこに暮らす猫たちでした。
猫を通して人との出会いがあり、そして地域の事を知る事ができました。
野良猫を撮るということは、実は簡単なことではありません。
野良猫たちと同じく人の顔色をうかがいながら、
町や人に受け入れてもらえるようにしなければいけません。
時には自分のプライドを捨てなければいけない時もあります。
猫を撮っているのですが、やはり人の存在は無視できないのです。
猫が嫌われれば僕も嫌われるし、僕が嫌われれば猫も嫌われる...
そのくらいの気持ちがないと、この東京で撮り続けていく事は
できないんだと感じています。
いつも『東京 猫語り』を見ていただいて、本当に感謝しています。
また来年もよろしくお願いします。
そして、僕を『東京 猫語り』に誘ってくれたメンバーにも感謝です。
MAR
by nekogatari
| 2008-12-26 05:57
| MAR