写真で綴る野良猫達の物語


by nekogatari

華麗 (Hoshino)

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もう 会えないかもしれない・・・  最初はいつもそう思っていた
その刹那が 私を撮影へと駆り立てた

撮影に熱中するあまり体調を崩し入院して  身内は心配して 毎晩泣いて
僕は苦しくて 眠れなくて  それでも あの海の猫を思っていた

1年経ち 2年経ち 3年が経ち  それでも あの海の猫は生きていた

僕は知ってしまった

『こんな場所に 野猫が居るハズが無い』  『こんな場所で 生きて行けるハズが無い』

そんな場所に限って  生きていられる限り 生きている

人間は 猫が居なくても生きていける
でも 猫は人間がいなければ生きては行けない

人々のココロの隙間にしか 猫は暮らせなくて
そして猫の健気な生き様に 人々はココロの隙間を埋める

『猫がいる景色の向こう側に 優しく強い人間がいる』 

たったそう思うだけで  たった東京の景色も 美しく愛しい

空腹でも 雨に濡れても  それでも今日も 一生懸命生きていて

僕らが写さなくても 誰も知らなくても  それでも今日も じっと生きている

知って欲しい せめて、、、許して欲しい

だから、、、

なじられても 認められなくても  それでも僕らは カメラを持って東京をさまよう
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by nekogatari | 2008-12-03 01:11 | Hoshino