写真で綴る野良猫達の物語


by nekogatari

ささやかな安息 (H2)

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思いのほか早い親離れを迎えてしまい、幼いながら兄弟と2匹で生きて行かねばならず。
おまけに棲家であった建物の隙間は金網で覆われ、以前のように棲めなくなってしまった。
それでもなんとか暮らしてはいるが、都会で棲む彼らの周囲には脅威だらけだ。

朝の食餌の時間では、食餌の人が来たときはいつでも飛び出せる場所にいたいのだが、それまでは極力身を隠したい。
そんな複雑な思いが自らを慌てさせ、疲労する。

このときは、身を隠せそうなちょっとした壁の窪みを見つけて、そっとうずくまった。
朝の喧騒におびえながらの、ホンのつかの間。
彼は、休息を得られたのだろうか。



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by nekogatari | 2008-10-20 18:08 | H2