写真で綴る野良猫達の物語


by nekogatari

その写真、ホントに自分が撮りたかった写真なんだろうか?(H2)

Hoshinoさんの話って、重要なキーワードがちりばめられてるので読むほどに勉強になりますね。
キーワードをそのままにしておくのは勿体無いので、少しづつときほどいていきたい。

まずは、「上手い写真の基準」について。


写真を撮り始めた頃、デジカメのスゴさに驚きました。
AF(オートフォーカス)とAE(自動露出)が付いて、ズームレンズも安くて高倍率。
猫の顔にピント合わせれば、それだけでキレイな写真ができてしまう。

おお~っ! オレって天才だぁ。
出てくる画像を見て、つい思ってしまう。

でも、しばらくやってると気付いたんですよ。
自分が撮る写真はどれも同じだなぁって。
最初はキレイに見えた写真達が、繰っていくたびどんどん見飽きてくる。

上手い人の写真は、空気感や季節感、人の息遣いまでも感じられて、なおかつ写し手の個性がでている。
何枚観ても新鮮に思え、見飽きる事はない。

なぜだろう??
  #おっと、MARさんの提言「1. 何でも、どうして?って思える事が大事」だ。

当時の私は、猫が居る事に喜んで、猫に近づくことに満足して。
猫を写した事で納得してしまっていた。
猫を写すだけ満足してしまってたんですね。

そりゃ、それなりに構図などを考えたりと工夫してるつもりではありました。
でも、それってカメラの角度や位置を変えるぐらいのことしかやってなかったんです。
あとは、猫の顔にピント合わせてシャッターを押すだけ。

努力も工夫も、大してしていない。
これだと、個性なんて入る余地が無いですよね。

カメラが全部自動でしてくれて、自分は猫の方にレンズを向けるだけなら。
撮影者は誰でも良いってことになる。
極論だけど、猫が来たことを感知して自動でシャッターを切ってくれる装置があれば、撮影者すらいらないことになる。

これは、ちょっと哀しい。
でも、事実。

カメラから吐き出される画像はとてもキレイだから、つい騙されちゃうんだけど。
もしかして写真を撮ってたのは、自分自身ではなくてカメラだったとしたら。

目の前にあるその写真、ホントに自分が撮りたかった写真なんだろうか?

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-続く-
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by nekogatari | 2008-07-18 18:31 | H2