写真で綴る野良猫達の物語


by nekogatari

記憶のスイッチを操れ (Hoshino)

Hoshinoです。

フィルムは光を正確に受けるだけなので、写った写真は(その時の光によって)青くなったり赤くなったりしますよね。 デジタルカメラは光を集めに行くんですよ。 集めて考えて、そして妥協点を創造するんです。 ホワイトバランスをオートにしておけば、普通に人間が認識したイメージになりますよね。 

さて、どうして私達は『写真』を見て、「雰囲気」や「空気感」を感じるんでしょう?

それは、過去の膨大な経験から蓄積された「記憶」と、目の前の「画像」とを照合し、想像して、そこにあるはずも無い「ニオイ」や「温度」を感じるんじゃないでしょうか。

そう、「空気感」を表現出来る人って、写真を見てくれた人に対し『どんな記憶のスイッチを入れて貰おうか』まで想像してイメージを創造出来る人なんですよ。

どうって事無いでしょう? ただの紙から「空気感」を感じられる人であれば、それを表現出来ないはずが無いでしょう?

イマドキのカメラは高性能過ぎて、まるで数式を解き明かすかのように正確な画像しか吐き出さないんです。 「絵作り」ってそうじゃないんですよ。 自分の記憶色で良いんです。 もっと言えば、ホワイトバランスは「太陽光」で良いんじゃないかな。5200°で。 そう、フィルムの時代のように時々刻々と変る光の色こそが、魂を揺さぶるんじゃないかな。
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( ↑ ホワイトバランス:太陽光  ピクチャースタイル:風景)

( ↓ ホワイトバランス:オート   ピクチャースタイル:スタンダード)
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【この記事は、Hoshinoの超主観的且つ独善的な考えで書いてます。その点、ご了承ください】
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by nekogatari | 2008-07-16 00:40 | Hoshino